車で北上!ローカルグルメも温泉も楽しみ尽くす、3週間の東北&北海道ホッピング

こんにちは。パワーアースホッパーの 遊雪民たいち です。
 
早いものでシーズン後半に突入しましたが、皆さん楽しんでいますでしょうか?私は東北と北海道で思いっきり楽しんできました。
 
昨シーズンに初めて北海道で滑り、その雪の良さに魅了されてしまった私は今シーズンも絶対に北海道に行こうと決めていました。「せっかく北に向かうなら、東北のスキー場を楽しみつつ北上し、北海道のスキー場を巡るのはどうか?」と考え、フェリーで北海道に上陸したことはなかったのもあり、良い経験になると思い迷わず実行。
 
今回巡ったスキー場は全部で12箇所、1月下旬にかけて約3週間ホッピングしました。もちろんOpenからCloseまでスキー場で滑り倒すのもアリなのですが、時には少し早めにあがって周辺施設(食事・温泉)に行くことも含め楽しんでいます。
 
今回は、ローカルグルメや温泉も楽しみながら、東北から北海道へ北上したホッピングをお届けします。
 

今回訪れた東北&北海道のスキー場まとめ

宮城県
  • みやぎ蔵王えぼしリゾート(EH)
山形県
  • 湯殿山スキー場(EH)
岩手県
  • 安比高原スキー場(EH)
  • 八幡平リゾート下倉スキー場(EH)
北海道
  • カムイスキーリンクス(EH)
  • ニセコモイワスキーリゾート(EH)
  • ニセコアンヌプリ国際スキー場(EH)
  • ニセコ東急 グラン・ヒラフ
  • ニセコHANAZONOリゾート
  • 札幌国際スキー場(EH)
  • キロロスノーワールド(EH)
  • さっぽろばんけいスキー場(EH)
※(EH)はアースホッパー提携スキー場
 

今回のホッピングルートと移動手段

今回の移動手段は車。福島県の須賀川市から始まり、東北のスキー場を楽しみながら北上し、青森県の八戸港からフェリーで北海道の苫小牧港に渡りました。北海道を回って、最終的には岩手県の八幡平リゾート 下倉スキー場で滑り、同じフェリーに乗り南下して福島県の須賀川市まで戻ってきました。
 
アースホッパー提携スキー場は10箇所訪れ、提携外のスキー場もニセコエリアで2箇所行きました。
 
なお、前回の記事に引き続きアドレスホッパー × アースホッパーのダブルホッパーである私は、ホッピング中の滞在先は主に多拠点生活プラットフォーム ADDressを利用し、一部予約が取れなかった日は HafH(ハフ)- 便利でお得な旅のサブスクを利用しました。
 
飛行機で北海道に行くという選択肢もあったのですが、今回は自家用車&フェリーを選択しました。東北と北海道を一気に回ったほうが効率がよさそうだったことや、滞在期間が長いので、レンタカーよりも自分の車で複数の板やバックカントリーの道具を持って回りたいと思ったのが理由です。
 
ただ、実際フェリーを利用してみると、デメリットも感じました。フェリーの客室はぐっすり眠れる環境ではなく、予算や時間の面でも思ったよりかさんでしまいました。自分にあった方法を選択するのがよいと思います。
 
ここからは県ごとに、ホッピングの様子を紹介します。

宮城

宮城は1箇所、「みやぎ蔵王えぼしリゾート」に行きました。滞在していたADDressの家 福島県須賀川市から車で約2時間で到着しました。
 

みやぎ蔵王えぼしリゾート

残念ながら訪れた日はまだあまり雪は多くなく、そのかわり周辺道路は走りやすかったです。蔵王と言えば、樹氷とかスノーモンスターのイメージですが、この時はまだありませんでした。
 
スキー場は広く、ゴンドラ1本で色んなコースを楽しむことができました。さほど混雑もなく快適にスノーボードを楽しめました。
 

和風れすとらん正六

宮城といえば、牛タン!ということで滑り終わった後に牛タンラーメンを頂きました。チャーシューの代わりに牛タンが入っているという何とも贅沢なラーメン。

まほろばの湯

滑り終わって体が冷えてしまったので、近くの日帰り温泉へ。露天風呂は岩をくり抜いたものが浴槽になっていてとっても気持ち良かったです。お湯は少しヌルヌルしていてしっかりと温まりました。
 

山形

山形は1箇所、「湯殿山スキー場」に行きました。滞在していたHafHの宿 山形県朝日町から車で約1時間で到着しました。夏スキーで有名な月山スキー場の手前に湯殿山はあります。
 

湯殿山スキー場

スキー場自体はコンパクトで、看板はローカルスキー場の雰囲気が出ていて好きです。訪れた時点では山形に災害級の降雪があり、積雪400cmを超えていました。
R地形がスキー場の上から下まで作られていて、壁に当て込んだり飛んだりするのが好きな人にとっては最高です。壁を波に見立てて滑るのは楽しかったです。沢の中にあるR地形を滑る様子はこちらです。
春ももっと面白くなりそうだと思いました。MOSS SNOWSTICKやスノースケートのレンタルもやっていました。
 

そば処 大梵字

道の駅月山にある蕎麦屋さんへ。この周辺では月山の蕎麦は有名だそうで山菜十割そばを頂きました。
 

岩手

岩手は2箇所、「安比高原スキー場」「八幡平リゾート 下倉スキー場」に行きました。
 
安比高原スキー場へは花巻市に滞在していたので、車で約1時間。八幡平リゾート 下倉スキー場へは北海道から南下する際に八戸港からフェリーを下船してそのまま向かいました。
 

安比高原スキー場

スキー場に入るとすぐに見える大きな建物。リゾート感がすごくあります。目の前にワイドバーンが広がり、当日は海外の家族連れの方が多い印象でした。東北のスキー場の中で特に規模が大きく、どんなレベルの方が行っても楽しめるスキー場ではないかと感じました。
山頂近くにはツリーランエリアも多数。エントリー手続が必要になります。
 

八幡平リゾート 下倉スキー場

安比高原と同じ八幡平市にあるのですが、このスキー場はこじんまりとした雰囲気で人も少なく落ち着いていました。パウダーフリークはこちらの方が良いかも。
ツリーランエリアは許可制で、8:30からリフト券売り場横で受付をしました。注意事項をよく読み同意書に記入すると腕章がもらえますので、その腕章をつけた人のみが滑走できます。なお、ヘルメット装着は必須です。
 
ツリーランエリアの様子がわかる動画はこちらです。
入り口はこの様に分かりやすく看板が立てられていますので、迷うことはありません。なお、出口も決まっています。
 
日曜日に訪れましたが、ツリーランエリアに入る人はあまり多くなくパウダーが結構残っていました。
 

北海道

北海道は6箇所、「カムイスキーリンクス」「ニセコモイワスキーリゾート」「ニセコアンヌプリ国際スキー場」「札幌国際スキー場」「キロロスノーリゾート」「さっぽろばんけいスキー場」に行きました。

カムイスキーリンクス

訪れた日がたまたま気温上昇のタイミングでコンディションが良くありませんでした。ゴンドラ1本で多彩なコースやゲートなども充実していて、またコンディションが良い時に訪れたいスキー場です。
 
また、カムイスキーリンクスの中の人がアースホッパー のLINEオープンチャットに参加してくれていて、旭川周辺情報を頂けたのも良かった点です。
 

ニセコモイワスキーリゾート

ニセコエリアでは一番中心地から離れているせいか、混雑はありませんでした。
 
朝一のピステンバーンが最高でした。ゲートが2つありニセコルールを守れば十分に一日中パウダーを楽しめます。ゲート内の様子はこんな感じです。

ニセコアンヌプリ国際スキー場

この日は強風&視界不良だったため、主にツリーランを楽しみました。妻と現地合流しましたが、妻はBCの装備を持っていないので、ゲート内には入っていません。それでも楽しめるツリーランや沢地形がたくさんあり、ツリーラン入門に向いているかなと思います。ニセコアンヌプリでのツリーランの様子はこちら

憧れのニセコエリアでのバックカントリーも

前々から気になっていて、いつかやりたいと思っていたニセコエリアでのバックカントリー。ニセコアンヌプリスキー場内にある、バックカントリーガイドのPOWDER COMPANYさんにお世話になりました。
天気にも恵まれ、優しくガイドして頂き、初めてのニセコエリアでのバックカントリーは最高の1日になりました。バックカントリーの様子はこちら
 

札幌国際スキー場

ニセコエリアとは違い、海外の方は少なく日本のスキー教室生徒や修学旅行生で賑わっていました。広い中斜面が多く、ターンの練習などには適しているスキー場かなと感じました。
山頂カフェ SKS INTERNATIONALで食べたミートパイとチャイラテが美味しかったです。

キロロスノーリゾート

キロロに来てまず最初に思ったのは、広大なゲレンデと樹氷の多さ。ゴンドラ山頂から雄大な景色を望めました。ツリーランコースも複数あり樹氷の中を滑ることができました。
施設が綺麗でフォトスポットも多くあり、滑るだけでなく観光目的でも楽しめるリゾートかなと思います。

さっぽろばんけいスキー場

ファミリー向けのスキー場という雰囲気がすごく伝わってきました。その割には湯殿山の様なR地形やウェーブが多く、結構レベル高いなと思いました。
スキー場近くの駐車場は台数が少ないようで、訪れた土曜日には一番遠い所に駐車し少し歩く必要がありました。
 

北海道限定ローカル商品

北海道民に親しまれている商品をADDressで知り合った北海道出身の方に教えて頂き、いくつか試してみました。
 
焼きそば弁当。カップ焼きそばの残り湯をなんとスープに出来るというすごく効率の良いものです。北海道では焼きそばにスープは当たり前のようです。ガラナジュースは見た目はコーラそのものですが、味はコーラよりドクターペッパーに似た少し薬のような味で独特です。北海道では打倒コーラとして流行ったのだとか。
ソフトカツゲンは、道内で親しまれている乳酸菌飲料で、結構味が濃いのが特長でした。リボンナポリンはオレンジ色のレモン風味のサイダーです。道民の間ではガラナに次いで親しまれている炭酸飲料のようです。
 
これらは地域のスーパーやセイコーマート(北海道発コンビニ)で気軽に買えるので、北海道を訪れた際は試してみてはいかがでしょうか?
 

北海道ローカルグルメ

ホッピング期間中、ローカルグルメもたくさん楽しみました。北海道といえば、海鮮とラーメン。いくつかご紹介します。
いくら丼。プチプチの食感と醤油の味とご飯がたまらないですね。お値段は張りますが、一口食べただけで幸せな気分になれました。
旭川といえば醤油ラーメン。旭川駅から徒歩15分ほどの有名店に向かいました。焦がしラード?が入っていてスープが濃そうに見えますが、あっさりとスルッと入っていきました。▶蜂屋 五条創業店
 
北海道と言えば札幌ラーメンも有名ですね。味噌バターコーンという定番のメニューを注文しましたが、冷えた体が味噌で温まり大満足でした。▶札幌らーめん 大心 ニセコ店

東北&北海道の雪を味わってほしい

東北&北海道の雪はとにかく軽い。積雪量が多くなっても重くないので、埋まって抜け出せなくなることはあまりありません。日が差していても気温が低く雪が固まりづらいのも良いと思います。
 
また、雪のコンディションが悪化しにくいからか、パウダー争奪戦!?のような雰囲気は弱かったです。上信越エリアで降った翌朝の独特なピリピリした雰囲気はあまり感じませんでした。

ニセコエリアでは雪をきっかけに国際交流ができる

ニセコエリアに入ると、お客さんの8割ほどが海外からの方でした。日本語以外の言語が飛び交っていて、何だか海外旅行に来ている気分でした。
たまたま同じリフトに乗った、アメリカのポートランドから来たジェレンさん。一日中一緒に滑っていて、いろいろと話せて楽しかったです。IKON PASSを使ってニセコを滑っていたので、アースホッパーのことも話してみました。
たまたま同じ板とバインディングを使っているアメリカのユタ州から来たタイラーさんと仲良くなり、一緒に滑りました。スロープスタイルの選手だそうで、マッシュでブッ飛んでいました。こういう出会いは最高です。

まだ回れていないスキー場を訪れる予定

まだ東北・北海道に行ったことがない人は、ぜひ雪質や文化の違いを味わってほしいです。パウダーシーズンは1〜2月。私のように3週間のホッピングができる人ばかりではないかもしれませんが、アースホッパーを利用した来シーズンの計画に役立ててみてください。
 
気が付くとアースホッパーの利用回数は夏の利用も含めて22回になっていました。自分のような年中遊びたい人には本当にありがたいサービスですね。アースホッパーさまさまです。
 
シーズン後半に入りましたが、まだまだ滑ります!今後の予定としては上信越エリアでまだ行けていないスキー場を巡る予定です。
 
いろいろなスキー場に出没すると思いますので、見かけましたら声をかけて頂けると嬉しいです。
 
アースホッパー公式Twitter https://twitter.com/earth_hopper
アースホッパー公式Instagram https://www.instagram.com/earthhopperpass/
 
 

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