手軽に楽しめるスノーアクティビティ“雪板”を初体験。アースホッパーで広がる雪の遊び方

 
今年は暖かくなるのが早くて、3月下旬に入ってから毎日のようにスキー場の営業最終日についてのアナウンスが目に入ってきますね。今シーズンもリモートワークで白馬に長期滞在している身ですが、シーズンの終わりが足早に近づいてくるのを肌で感じています。
 
写真の雪景色になんとなく懐かしさすら感じますが、今回は3月12日に長野県飯綱高原の道の駅「nagano forest village」にある、「芽育”MAKE”雪板スノーパーク」ではじめて雪板を体験してきた様子を紹介します。

アースホッパーに新たに加わったアクティビティ

雪板と聞いて、具体的にイメージできる人はまだ少ないかもしれません。僕も実はスノーボードとスケートボードの中間のアクティビティという認識しかなく、詳しくは知りませんでした。雪板を一言でいうと、スケートボードより少し大きめのハンドメイドで加工された木の板で雪の上を滑るアクティビティです。
 
雪板については、SNSで目にする機会が増えていたので前から一度体験できたらいいなと思っていました。タイミングよくアースホッパーの期間限定クーポンでお得に遊べるということで「今シーズン中に1回は体験しなければ」と思い、営業最終日に滑り込みで伺いました。
 

雪板を体験した場所について

長野県飯綱高原にある道の駅「nagano forest village(ナガノフォレストビレッジ)」内にある、雪板のパーク施設「芽育“MAKE”雪板スノーパーク」で体験することが出来ました。
 
nagano forest villageは2022年4月にオープンしたばかりの道の駅で、カフェ・レストランだけでなくキャンプサイトやアスレチックフィールドも楽しめる複合施設です。この施設で楽しめるアクティビティの一つとして、雪板の常設パーク「芽育“MAKE”雪板スノーパーク」が冬季限定で営業していました。
 

アースホッパーの提示で雪板のレンタルが無料

アースホッパーを提示すると雪板のレンタル料金(大人1,000円)が無料になりました。施設使用料はアースホッパーに含まれませんが、半日で500円だったのでそこまで負担には感じなかったです。
 
木で作られた受付が雪板の雰囲気とマッチ
木で作られた受付が雪板の雰囲気とマッチ
様々な種類の雪板
様々な種類の雪板
 
レンタルできる雪板は自分で好きなものを選べます。初心者は安定感がある大きめの板がおすすめです。
 
KEENのブーツレンタル
KEENのブーツレンタル
 
靴の指定は特にありませんが、雪のアクティビティなのでスニーカーだとさすがに寒いです。KEENの雪板用のブーツのレンタルもありました。
 

芽育“MAKE”雪板スノーパークで雪板を体験

スノーボードやスキーよりも軽装で気軽に楽しめるのも雪板の魅力。受付で準備を済ませ、早速パークに向かいました。
 
まずはパークのルールを読んでからドロップイン
まずはパークのルールを読んでからドロップイン
 
この日は前日に降雨があり、それが冷えて凍っていたためかなりハードなコンディションでした。春先ではなく、1月〜2月なら、もっといいコンディションの雪で滑れそうです。
 
パーク全体が凍ってハードなコンディション
パーク全体が凍ってハードなコンディション
 
レベルに合わせてドロップインの場所が変えられるので初心者でも自分のペースで楽しめました。一見、スノーボードなら簡単すぎる斜面に見えますが、雪板で滑ると思った以上に難しく、スリルを感じられます。
 
地形のレパートリーも豊富
地形のレパートリーも豊富
 
レンタルできる雪板は大きさだけではなく、底面の凹凸も違います。写真のような硬いコンディションの日は底面の凹凸が深いものを選ぶとコントロールがしやすいそうです。
 
板によって底面の凹凸の深さが違う
板によって底面の凹凸の深さが違う
 
はじめてでしたが、30分くらい練習すれば一番急なポイントからドロップインして楽しむことができました!
 
素手はコケると痛いのでグローブは必須
素手はコケると痛いのでグローブは必須
 
スノーボードよりも気軽に楽しめるのでついつい軽装になりがちですが、想像以上にスピードが出るので転倒すると痛いです。はじめての方は特にウエアを着てグローブも付けた状態で臨むことをおすすめします。
 
小さな起伏でもスリル満点
小さな起伏でもスリル満点
 
 

雪板の体験を終えて

スノースケートとの違い

バインディングを使わないという点ではスノースケートとの違いが気になる方もいらっしゃると思います。結論からいうとスノースケートとは全くの別物だと感じました。
 
スノースケートはスケートボードサイズの板の下にエッジの付いたソールがあるので滑り心地と感覚はスノーボードに近いものがあります。雪板はエッジがないので「板と体を一枚にしよう」という感覚を意識することが大事でした。
 

雪板の感想

スノーボードを10年以上やっていてオフはスケボーもやっているので簡単にできるだろうと思っていましたが、想像よりも難しかったです。バインディングがないのでスノーボードよりもシビアな重心移動の感覚が必要でした。
 
だからといって物怖じする必要はなく、いきなり急斜面に挑戦するような無茶をせず、段階を踏んで練習すれば半日でスピード感を感じられるところまではいけるんじゃないかと思います。子供から大人まで楽しめる新しいスノーアクティビティとして、気軽に楽しめる場所や施設が増えたらいいなと思いました。
 
はじめは大きめの板がおすすめ
はじめは大きめの板がおすすめ
 
雪板を木からハンドメイドで作るワークショップも開催されていたりするそうなので、来年は自作の雪板で楽しんでみたいです。板に愛着も湧きそうです!
 

最後に

芽育”MAKE”雪板スノーパークは既に今シーズンの営業を終了していますが、このnagano forest villageという施設は通年で営業しています。雪板の体験を目的にして今回は伺いましたが、施設全体がウッド調ですごくオシャレな雰囲気でテラスから見える景色が最高です。
 
カフェ・レストランでは地元の食材を使ったこだわりのメニューがあり、マルシェでは地元の農産物が売っています。標高が高い位置にあるので空気も気持ちいいです。スノーボードトリップの行程に入れるのであれば、妙高のロッテアライリゾートは毎年GWくらいまで営業しているので、妙高から長野市へ向かう際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
 
施設中央のマルシェへの入り口
施設中央のマルシェへの入り口
 
水辺でキャンプも可能
水辺でキャンプも可能
 
アースホッパー公式Twitter https://twitter.com/earth_hopper
アースホッパー公式Instagram https://www.instagram.com/earthhopperpass/
 
 
 

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