📈
アーススポーツのトレンドに大きな動き到来!
「複数のスポーツを実施するライフスタイル」がアメリカで起こっていて、そのトレンドが日本にも来るはず、と思って毎年定点観測している 「スポーツ実施状況等に関する世論調査」スポーツ庁 ですが、2022年についに大きな変化が!
まとめ
- スポーツ庁の実施世論調査によると、日本におけるスポーツ実施人口は減少傾向にある。
- 「初めて実施したまたは久しぶりに再開した運動・スポーツ」スポーツの上位10位にランニング・自転車・登山が入っており、これらのスポーツは友人や家族からの誘いがきっかけで始める人が多い。
- アウトドア全体・スポーツ全体・ライト/ハードアウトドア全般において、実施人口は下降傾向にあるが、ハードアウトドアは2022年に急上昇した。
- ライトアウトドア実施者の中で、ハードアウトドアも実施する人の割合が増加している。
- ハードアウトドアを複数実施する人も増加している。
最新令和4年の調査結果の概要
スポーツ庁の実施世論調査は、毎年2万人、令和4年度は4万人を対象に行われる日本で唯一最大のスポーツの実施状況に関する調査で、サマリーの資料だけではなく2万件の回答が載っているローデータのEXCELも公開されているのでそれを使って独自に分析した。
- まず全体として、この3年間スポーツを実施する人の数が減っている
面白い結果としては、この1年で「初めて実施したまたは久しぶりに再開した運動・スポーツ」スポーツの上位10位にランニング・自転車・登山が入っている。また、この3種目ともきっかけは友人・家族から誘われた、が多い。


毎年ある質問として、「この中にあなたがこの1年間に行った運動やスポーツがあ れば全部あげてください」というものがあり、かなり広範囲のスポーツがカバーされているため、そこからアウトドア・スポーツを以下の用に定義してそれ以外のスポーツ動向を分析した。
- ライトアウトドア
- ランニング、サイクリング、キャンプ、釣り
- ハードアウトドア
- ウォーター
- ボート・漕艇・カヌー・カヤック・ラフティング
- ヨット・水上スキー・ウェイクボード・水上バイク・ジェットスキー
- スクーバダイビング・スキンダイビング・フリーダイビング・シュノーケリング
- サーフィン・ボディボード・ボードセーリング・ウインドサーフィン
- マウンテン
- 登山・トレッキング・トレイルランニング・ロッククライミング
- フリークライミング・ボルダリング
- ハイキング・ワンダーフォーゲル・オリエンテーリング
- グライダー・ハンググライダー・パラグライダー・スカイダイビング
- スノー
- スキー
- スノーボード
- クロスカントリースキー・スノーシュー
アウトドア全般・スポーツ全般・ライト/ハードアウトドア全般
アウトドア以外のスポーツ、アウトドア全体、ライトアウトドア全体の実施数においては、下降傾向。
※母数は20,000人



しかし、ハードアウトドアだけがその様子が異なり、2022年にいきなり急上昇。仮説としては、2020-21とサウナやキャンプが流行った中でもう一歩進んだアクティビティをやってみたいと思う人が増えた可能性がある。

複数実施のトレンドについて
- スポーツ自体の複数実施率(2つ以上やっている人の割合)のトレンドは、アウトドア・それ以外とも大きな変化はない。つまり、複数のスポーツを実施するトレンドは一般的には見られない。


- アウトドアを分類すると、ライトアウトドアにおいては複数実施のトレンドは見られないが、ハードアウトドアは複数実施するトレンドが目に見えて上がっているのが見える。


- ハードアウトドアも、同一カテゴリの中では複数を実施する人が増えているとは言えない。



- しかし、ライトアウトドア実施者の中で、ハードアウトドアも実施する人は、目に見えて増えている!

- ハードアウトドアの個別カテゴリでみても、全てのカテゴリで大きく増えている



※ちなみに重なりのイメージはこういうことです。今回の調査では、①〜③をまたいで実施する人が増えた、④・⑤・⑥が増えた、ということになります。

